ディズニー都市伝説|ランドの白雪姫はお化け屋敷として作られた?ディズニー作品で最初のプリンセスといえば白雪姫ですよね。ディズニーランドにはそんな白雪姫を題材にしたアトラクション【白雪姫と7人のこびと】があります!でもこのアトラクションはお化け屋敷として作られたという都市伝説が…。
Contents
ディズニー都市伝説|ディズニー映画『白雪姫』とは
まずは元になっている映画の紹介からしましょう。
グリム童話の白雪姫が原作となる、ディズニー初のカラー長編アニメーション映画『白雪姫』。アメリカでは1937年に公開されましたが、日本では第二次世界大戦の影響もあり、だいぶ遅れて1950年の公開となりました。
とある国のお城に住む、それはそれは美しい白雪姫という王女。継母である女王から、美しさ故に妬まれ手下の狩人を使って殺されそうになります。しかし哀れに思った狩人に逃がされ、森の中をさまよい歩くうちに7人の小人が住む家に辿り着きました。
小人達や森の動物達と幸せに暮らしていたある日、白雪姫がまだ生きていると知った女王。嫉妬のあまり恐ろしい老婆に化けて白雪姫の元へと向かいます…
ラストはハッピーエンドなのでご安心を。しかしディズニー版には描かれていませんが、原作のグリム童話の方では仄暗い描写や恐ろしい展開もあります。
ディズニー版でも、老婆が登場するシーンなどは小さいお子さんにはちょっと怖く感じるかも?子供だけでなく、大人も楽しめる作品です。
ディズニー都市伝説|ディズニーランドの白雪姫のアトラクションを紹介!
ディズニーランド開園と同時にオープンした【白雪姫と7人のこびと】
所要時間は約15分の屋内型アトラクション。年齢・身長制限はありませんが、アトラクション内は薄暗いので小さいお子さん連れにはキャストが声をかけることがあります。入り口にも「トロッコに乗って恐ろしい魔女の棲む森を冒険するアトラクション」という看板があるくらいです。
さらに公式のHPでも「怖い魔女が登場します。小さいお子様はご注意下さい!」と表記が。ゲストは白雪姫視点となり、小人のベッドをモチーフにしたトロッコに乗車し、闇が広がる深い森の奥へと進んでいきます。
森の動物達や7人の小人と出会い、さらに女王が化けた老婆も現れ…
入り口では『白雪姫』で使われている曲が流れほのぼのとした雰囲気ですが、トロッコに乗車しアトラクション内へと進んでいくと、一気に薄気味悪い雰囲気へと変わります。白雪姫が1人深い森の奥へと逃げている時の気分を味わえますよ。
ちなみに、小人のベッドをモチーフとしたトロッコは全部で7種類あります。そう!7人の小人全員分あるのです。それぞれ名前が書いてありますので、乗車の際にチェックしてみて下さい。
ディズニー都市伝説|ディズニーランドの『白雪姫と7人のこびと』はお化け屋敷として作られたアトラクション?
一度でもこのアトラクションに乗車した事がある人なら、皆さん思うことでしょう。
「怖っ!全然メルヘンじゃない!これお化け屋敷でしょ!?」
かく言う筆者も、子供の頃は父か母にしがみついていました。突然現れる老婆がめちゃくちゃ怖かった…!大人になった今でも、分かっているのに怖いです。
作中の美しい曲と、アトラクション内の暗く薄気味悪い雰囲気とのギャップ。何よりゲストが白雪姫として進んでいくからなのか、要所要所で現れる老婆が怖くて仕方がない!きっと白雪姫もそう感じていたのではないでしょうか。
むしろホーンテッドマンションの方が、陽気な音楽とひょうきんなゴースト達のおかげであまり怖さを感じさせないくらいです。
白雪姫のアトラクションは、フロリダ・カリフォルニア・パリのディズニーパークにもあります。しかし、日本以外のパークはアトラクション名が違うのです。
日本語訳は『白雪姫の恐ろしい冒険』。つまり元々ホラータイプのアトラクションとして作られていたのです。何故か日本のディズニーランドでは〝恐ろしい〟という意味の単語が削られていますが…
さらに海外のパークとの違いはエンディングにもあります。日本以外の3箇所では、全てハッピーエンドなのです。
白雪姫が王子様のキスで目覚めるシーンがあるのは、フロリダとパリ。「王子様と白雪姫は幸せに暮らしました」と書かれた大きな絵本が登場するのは、カリフォルニアのパークです。
それに比べて日本は…ネタバレになってしまいますので少しだけ。とある場所で雷鳴轟く中、驚きの描写でアトラクションは終了します。
正直「えええー!?」と思ったゲストは数多くいるはず。この後どうなるの!?と。
このラスト故にお化け屋敷と言われるのかもしれません。
しかし、2020年までに行われるファンタジーランドの拡張工事に伴い、【白雪姫と7人のこびと】はリニューアル予定となっています。どうやら白雪姫と王子様のキスシーンが加わり、ハッピーエンドとなるそうです。
今のラストもコアなファンに根強い人気があるそうなので、まだ乗車した事がない方もリニューアル前に一度チャレンジしてみては?