退位の礼(儀式)って何?次の天皇は誰で決め方は?平成最後のお言葉要約も!2019/4/30平成最後の日として世の中が盛り上がる中、17:00より開始する退位の礼(儀式)の天皇陛下平成最後のお言葉を要約しましたので紹介!また天皇退位の礼後の次の天皇は誰なのか、決め方についても徹底解説!
退位の礼(儀式)って何?
退位の礼とは、午前中「退位礼当日賢所大前の儀」で神々にお告げになり、午後「退位礼正殿の儀」で人々に向かってお告げになるという儀式のことを言います。
この度200年ぶりに譲位、退位という形で皇位継承されるわけですね。
参列者としては、300名近くの国民を代表される方々が参列されます。
退位の礼(儀式)「「退位礼正殿の儀」が行われるのは、皇居内の宮殿にある「松の間」です。松の間というのは皇居の最高の儀式を行う場所になります。
宮殿という最も大事な中でも、正殿という真ん中のお部屋があり、その3つある中の中央の間が今回行われる『松の間』にあたります。
実際以下の手順で儀式は行われます。
①天皇皇后両陛下が松の前へ
②侍従が古来“三種の神器”とされてきました「剣」と「勾玉」、及び国事行為に使われます、「御璽」と「国璽」が置かれる。
③総理大臣がお言葉を述べられる
④天皇ご自身がお言葉を述べられる。
退位の礼(儀式)後の次の天皇は誰で決め方は?
退位の礼(儀式)後次の天皇は、皇位継承順位によって決められます。
皇位継承順位とは、皇室典範に定められた皇位継承順序に基づく各皇族の皇位の継承順位のことです。
皇室典範の規定により、今上天皇陛下の譲位(退位)で次の天皇陛下に即位されるのは、現在の皇太子、徳仁親王(なるひとしんのう)殿下です。別名を浩宮(ひろのみや)殿下といいます。
なお、皇位継承者は嫡出(ちゃくしゅつ)の男系男子に限られていることから、皇太子殿下の次の世代の皇位継承者は秋篠宮家の悠仁親王殿下(11)お一人だけになります。
浩宮殿下は、昭和35年(1960年)2月23日生まれですので、次の天皇誕生日は2月23日ということになります。
退位の礼(儀式) 平成最後のお言葉要約も!
以下、天皇陛下退位の礼(儀式)の平成最後のお言葉の要約になります。
- 今日を持ち、天皇としてのつとめを終えることになりました。
- 国民を代表された阿部内閣総理大臣の言葉に深く謝意を表します。
- 象徴としての私を受け入れ支えてくれた国民に心から感謝します。
- 明日からくる新しい令和の時代が平和で実り多くあることを皇后とともに心から願います
即位から30年これまで公務をされてきた皇帝陛下のお言葉が詰まった素晴らしいお言葉でしたね。